犬の食事性アレルギーについて

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。  

こんにちは。
今回のコラムは、【犬の食事性アレルギーについて】です。

犬のアレルギーでよく見られるのは主にノミやダニのアレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーの3つのタイプとされます。

食事アレルギーは、人と同じように食事に含まれる成分に対するアレルギー反応のことを言います。一般的なアレルゲンは、牛肉、豚肉、鶏肉、卵、乳製品、穀類(小麦、大豆、とうもろこし)などです。体内の免疫系が特定の成分を異物と認識し、それを排除しようとすることで炎症が起こります。そのため、季節に関係なく症状が生じます。

代表的な症状として皮膚の疾患が知られています。具体的には身体をかゆがる・脱毛する・慢性的な下痢や嘔吐・顔や耳の内側や股の内側に赤みが出ているなどが挙げられます。

治療としては、原因となっている食べ物を与えないことで症状は出なくなります。
食事アレルギーは、フレンチブルドック、柴犬、ダックスフント、チワワなどで好発しますが、どの犬種でも報告されています。
当院では、食事アレルギーの疑いがあるワンちゃんには血液検査によるアレルギー検査の外部発注も行っております。食事アレルギー以外にもそれぞれの子にあった食事の提案も行っておりますので、気になる方はご相談ください。

(Y) 20200927

 

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

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