狂犬病について

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

今回のコラムは、「狂犬病」についてです。🐶
ワンちゃんの予防接種💉としてお馴染みだと思いますが、重要性を再確認していただきたいのでこのテーマについて書かせていただきました。💁🏻‍♂️

ワンちゃんの飼い主さんには、「生涯で1回の飼い犬登録」と「毎年1回の狂犬病予防注射の接種」が狂犬病予防法という法律によって義務付けられています📜

狂犬病は、犬だけでなく人を含む哺乳動物のほとんどが感染します。狂犬病は狂犬病ウイルスをもつ動物に咬まれたときに、その動物の唾液中に含まれるウイルス🦠が傷口から体内に侵入することで感染します。犬に噛まれたことが原因となる90%以上となっています。

現在、日本の周辺国を含む世界中のほとんどの国では依然として狂犬病が発生しており、毎年約5万5千人もの方がこの病気により死亡しています😱。世界の中でも、アジアとアフリカでの死亡数が95%以上を占めています。
(写真 出典:厚生労働省)

世界保健機関(WHO)は「狂犬病の流行を阻止するにはワクチン注射率は70%以上必要」としていますが、厚労省によると、平成5年度ごろには99%以上あった接種率が、近年7割ほどに低下しています。

薄れる狂犬病への危機意識を高めることが、狂犬病の蔓延防止に繋がります。こんな時代だからこそ狂犬病に対する意識をいま一度引き締めましょう。💁🏻‍♂️💉🐾(Y)20210425

 

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