猫の去勢手術について


こんにちは!川越市・さいたま市のアリス動物病院です。当院では、猫ちゃんの健康と幸せを第一に考え、飼い主様が安心して愛猫と暮らせるよう全力でサポートしています。今回は、オス猫の去勢手術についてお話しします。「手術はちょっと心配…」という方もいらっしゃるかと思いますが、優しくわかりやすく解説しますので、ぜひご参考にしてください。

1 去勢手術の必要性

去勢手術とは、オス猫ちゃんの精巣を取り除く手術です。「なぜ去勢手術が必要なの?」と思われる方も多いでしょう。以下の理由で、去勢手術はおすすめされています。

😸 「病気の予防」:去勢手術を行うことで、性ホルモンによるストレスが軽減されることで、猫ちゃんの健康維持につながります。

😸「不適切な行動の抑制」:オス猫は成熟すると、縄張り意識からスプレー行為(尿をまき散らす行動)をしたり、攻撃的な行動をとることがあります。去勢手術を行うことで、これらの行動を抑えられることが多く、より穏やかで飼いやすい性格になることが期待できます。

😸「繁殖力を抑える」:外出する猫ちゃんの場合、他の猫と出会った際に思わぬ繁殖が起こってしまうことがあります。去勢手術をすることで、望まない繁殖を防ぐことができます。

2 手術のタイミング

去勢手術の適切なタイミングは、一般的に「生後6か月から1歳の間」が推奨されています。この時期に手術を行うと、体への負担が少なく、行動面の改善効果も高いです。また、発情期が始まる前に手術をすることで、スプレー行為などの問題行動を未然に防ぐことができます。

ただし、猫ちゃんによって成長スピードや体調は異なりますので、当院では一匹一匹に合わせて最適な時期を一緒に考えます。お気軽にご相談ください。

3 去勢手術で予防できる病気

去勢手術を行うことで、以下のようなことを予防することができます。

😸 猫ちゃんではワンちゃんのような「精巣腫瘍」「前立腺の病気」「肛門周囲腺腫」などの病気はほとんど発生しません。しかしテリトリー争いによる喧嘩や交尾などによって生命にかかわる病気(猫エイズ、ヘモバルトネラ、猫白血病、その他のウイルスや原虫、細菌などによる感染症)感染の危険があります。去勢手術を受けることで罹ってしまうリスク・感染機会を大幅に減少させることができます。

3 去勢手術のメリット

去勢手術には、病気の予防以外にもたくさんのメリットがあります。

😸「行動面の改善」:去勢手術を受けることで、発情期に見られる攻撃的な行動やスプレー行為が減少することが期待できます。結果として、猫ちゃんとの生活がより快適になります。

😸 「ストレス軽減」:発情期に伴うストレスから解放されるため、猫ちゃん自身がより落ち着いた生活を送れるようになります。

😸 「長生きしやすくなる」:病気のリスクが減るため、全体的に健康的な生活を送りやすく、結果的に長生きする猫ちゃんが多いです。

4 去勢手術のデメリット

もちろん、去勢手術にはデメリットもあります。飼い主様に安心していただくためにも、事前にしっかりと知っておくことが大切です。

😸 「全身麻酔のリスク」:手術には全身麻酔が必要です。麻酔には一定のリスクが伴いますが、当院では最新の設備と経験豊富な獣医師が、安全に最大限配慮して手術を行います。

😸 「体重増加の可能性」:手術後はホルモンバランスが変わるため、太りやすくなる猫ちゃんもいます。しかし、適切な食事管理を心がけることで健康的な体重を維持できますので、ご安心ください。(対応フードのサンプルを差し上げています)

~当院にお任せください~

当院では、猫ちゃんが手術に対して不安を感じないよう、手術前から手術後まで丁寧なケアを行っています。術前には猫ちゃんの健康状態をしっかりチェックし、飼い主様と一緒に最適な手術日を決めていきます。また、術後のケアについても細やかにサポートいたしますので、安心してお任せください。

また、手術に関する質問や不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。皆様の愛猫の健康を守るために、お手伝いさせていただきます。

20241116  院長

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猫の避妊手術について

こんにちは!川越市・さいたま市のアリス動物病院です。当院では、猫ちゃんの健康と長寿を大切にし、飼い主様が安心して愛猫と暮らせるようにサポートしています。今回は、猫ちゃんの避妊手術についてお話しします。初めてのことで不安に感じる方も多いかと思いますが、わかりやすく説明しますので、ぜひご一読ください。

1 避妊手術の必要性

避妊手術は、メスの猫ちゃんの卵巣や子宮を取り除く手術です。「手術って本当に必要?」と迷うかもしれませんが、以下のような理由で多くの飼い主様におすすめしています。

😸 「病気の予防」:避妊手術を行うことで、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍など、将来的に発症する可能性がある病気を予防することができます。特に乳腺腫瘍は猫ちゃんの場合、悪性のことが多いため、早めの手術が大切です。

😸「望まない妊娠の防止」:猫ちゃんは繁殖力がとても高く、外に出るとあっという間に妊娠してしまうことがあります。避妊手術をすることで、望まない妊娠を防ぐことができます。

2 手術のタイミング

避妊手術の適切なタイミングは、一般的に「生後6か月から1歳の間」とされています。この時期に手術を行うと、病気の予防効果が高まるだけでなく、猫ちゃんの体にも負担が少ないです。

初めての発情が始まる前に手術を行うことが理想的とされていますが、発情後でも手術は可能です。猫ちゃんの個体差や体調もあるので、まずはお気軽にご相談いただければ、最適なタイミングをアドバイスさせていただきます。

3 避妊手術で予防できる病気

避妊手術をすることで、以下のような病気を予防できます。

😸 「子宮蓄膿症」:子宮に膿がたまる病気で、放置すると命に関わることもあります。避妊手術を行うことで、この病気を完全に防ぐことができます。

😸 「乳腺腫瘍」:猫の乳腺腫瘍は悪性のものが多いですが、避妊手術を行うことで発症リスクを大幅に減らすことができます。

😸 「卵巣や子宮の腫瘍」:卵巣や子宮の腫瘍も避妊手術によって防ぐことができます。

4 避妊手術のメリット

避妊手術には、病気の予防以外にもたくさんのメリットがあります。

😸「発情期のストレスを軽減」:発情期の猫ちゃんは、大きな声で鳴いたり、家の中で落ち着かなくなったりすることがあります。避妊手術を行うことで、こうした発情期のストレスから解放され、穏やかな生活を送ることができます。

😸「望まない妊娠を防ぐ」:避妊手術をすることで、外に出たときや他の猫と出会ったときに、予期せぬ妊娠を防ぐことができます。

😸 「飼い主様の負担軽減」:発情期のストレスから解放されるだけでなく、将来的な病気の治療費を抑えることができるため、経済的な負担も軽減できます。

5 避妊手術のデメリット

もちろん、避妊手術にもデメリットがあります。手術を検討する際には、以下の点もご理解ください。

😸「全身麻酔のリスク」:避妊手術には全身麻酔が必要です。麻酔にはリスクがありますが、当院では最新の設備と経験豊富な獣医師が安全に配慮し、リスクを最小限に抑えるよう努めています。

😸 「体重増加の可能性」:手術後はホルモンバランスの変化により、太りやすくなることがあります。適切な食事管理で体重管理が可能になります。(対応フードの紹介、サンプルを差し上げています)

 

~当院にお任せください~

当院では、猫ちゃんと飼い主様が安心して手術を受けられるよう、手術前から手術後まで丁寧にサポートしています。術前の健康チェックや丁寧な説明を行い、飼い主様の疑問や不安にもしっかりとお答えします。また、術後のケアについてもアフターサポートを徹底していますので、安心してお任せください。

手術に関するご質問や不安な点がございましたら、お気軽にご相談ください。大切な愛猫の健康を守るために、お手伝いさせていただきます。

20241116  院長

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