目のトラブル(角膜炎・ドライアイ)

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

12月です、寒くなって来ましたね。乾燥して冷たい風が吹くようにもなりました。

そこで目の大きなワンちゃん達はお散歩時にゴミが入らないように気をつけて下さい。また、ドライブで窓から顔を出したりご家庭のファンヒーターの前を陣取っているワンちゃん!目に塵がぶつかり角膜トラブルになります。お気をつけくださいね。

日々の診察でよく遭遇する目のトラブルは結膜や角膜の炎症です。

結膜炎は、白目の部分や瞼の裏側の痒み、充血、涙目、目ヤニ等の症状があり。ウイルス感染や細菌感染、ホコリや花粉等アレルギー物質が原因となりえます。自分で気にして擦り付けたりすると、『角膜』と言う黒目の表面を傷つけてしまうこともあるので、いつもと様子が違う場合は早めの受診を心がけて下さい。

角膜表面に傷がつくと、かなり痛みが出ます。
目を瞑ったまま過ごしたり、開きづらそうに目をシバシバさせたり、目ヤニが極端に増えたり。傷が深い場合は、炎症が目の奥にまで広がってしまうこともあるので注意が必要です。

受診の際、まず目に傷がないかの検査をさせていただき、必要に応じて抗生剤、消炎剤の点眼薬や軟膏を処方いたします。角膜表面の傷が見つかったら、さらに傷を早く治す点眼薬や内服薬を追加します。目が乾燥するドライアイが疑われる際には、先に涙の分泌量を測定して診断します。

目のトラブルは以外と進行が早いことが多く見受けられます。気になる症状があれば早めにご相談ください。

20231214 (FM)

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

猫白血病の予防

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

猫4種ワクチン(猫白血病含む)接種を再開いたしました‼︎

ウイルス性の猫風邪3種(ヘルペス、カリシ、パルボ)に加えて、【猫白血病】の予防が可能になります。

【猫白血病】は、主に野良猫の間で広まっているウイルス感染症です。
ネコ科しか感染しないので、人やワンちゃんが感染ることはありません。

猫白血病ウイルスは、院内で使用している一般的な消毒薬で死滅します。

しかしながら感染し、発症してしまうと貧血、免疫低下、口内炎、リンパ腫、白血病等さまざまな症状を引き起こし、命に関わる怖い病気です。

猫白血病ウイルスは感染したネコちゃんの唾液、血液、尿、便、母乳といたるところに存在し、ケンカや交尾、グルーミング、食器やトイレの共有、母子感染が主な感染ルートとなり得ます。

猫白血病ウイルス陰性のネコちゃんで、完全室内飼育であればその後感染することはないのでご安心ください。ただ、同居のネコちゃんが猫白血病ウイルス陽性の場合は白血病ワクチンが必要です。他に陽性猫との接種、まさかの脱走に備える意味で、予防を勧めしています。

すでにネコちゃんのいるご家庭に新しい子を迎える場合は、猫白血病ウイルス検査(ごく少量の血液で猫エイズウイルス検査と同時に検査します。15分ほどで結果が出ます。)が一般的です。

陰性であれば安心ですし、陽性の場合は悲観せず、今後どのように生活し備えていくかを考えていきます。
(子猫の場合感染の厳密な判断としては1ヶ月あけて2回の検査を行う場合があります)

猫白血病ウイルスに限らず、ワクチン接種の他に、外に出さない、ストレスをかけない生活を心がけることが感染症予防には大切です。

ワクチン接種をお考えの方はお気軽にお声掛けください。

20231116 FM

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尿検査のすすめ

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

おしっこチェックしてますか?

近年、ネコちゃん用AIトイレも販売されており、忙しい飼い主様に替わって、泌尿器トラブルにいち早く気付ける便利グッズも増えてます。

尿は一緒に暮らすペットからの貴重な健康のバロメーター。
量や色、臭い、トイレに行く回数等、いつもと違うかも?と気づいたら、、、まずはおしっこだけでも持って来てもらえば、尿検査ができます。

血尿??細菌感染は無い?
結晶は出てる?pHは?
尿比重(おしっこの濃さ)や尿糖や尿中タンパクの有無等々を検査で確認します。

結果によっては速やかに来院してもらい、血液検査や画像診断が必要になることもありますが、なかなか病院に連れてくることができない場合や時間が取れない時は、取り急ぎ尿検査だけでも進めておくと診断の一助になります。

尿量はたくさんあればそれだけ情報量が多いのですが、液体の状態で1cc程あれば、ギリギリ全ての検査ができます。
入れ物は紙コップでもジャムの空き瓶でもプラスチックの容器でも構いません。
できるだけ新鮮な状態が望ましいので、休診日の前日の採尿は避けて下さい。
結果は10分くらいお待ちいただければ出揃います。

採尿の仕方や保管の仕方がわからなかったり、容器の準備が無ければ当院にご相談ください。

2023.9.28 FM

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ペットも人も健康増進「運動」

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

夏休みが終わり、2学期に入りましたね。
体育祭や運動会、まだまだ暑いのですが、スポーツの秋がやってきました。⚽️🍁

以前、夏太りの投稿でも触れましたが、ワンちゃんネコちゃんは運動で痩せることはありません。
人と違って持続した有酸素運動ができないからです。

減量目的での効果は期待できませんが、適度な運動で筋肉量を維持したり、気分転換するのは、安静を指示されている場合を除いて、必要な生活の要素と考えています。

ワンちゃんなら朝晩のお散歩やドッグランでの活動。
犬種や性格、年齢に応じた運動を楽しんで下さい。
段差や坂道は足腰に負担がかかるので、関節炎の既往がある場合やシニアには注意が必要です。お散歩は平坦な道を選んであげてください。🐕‍🦺

ネコちゃんの場合は1日数回1回10分程度、おもちゃで遊んであげるといいです。何頭か一緒に暮らしている場合には、勝手に遊んでくれることが多いのですが、一頭だけの場合は飼い主様がスキンシップも兼ねて相手をして下さいね。
(注 遊んだ後のおもちゃはしっかりしまいましょう→誤食事故防止)🐈

・食欲や元気はあるけれど、今までできていたことが最近できなくなって来た。🤔
・運動を躊躇う。疲れやすい。動きがぎこちない、、、🥺
加齢に伴う衰えも考えられますが、病気や関節炎が隠れているかもしれません。気になる症状があればお気軽にお越しください。😊 

20230921 FM

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秋の健康診断

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

お知らせです。『秋の健康診断』始めました🍁

残暑や低気圧で爽やかな秋という感じが全くありませんが、9月になりました。

ワンちゃんネコちゃんは人の4倍のスピードで歳をとると言われています。
人は何の不調も無い場合でも、年に1回血液検査やレントゲン検査等健康診断を受けることが多いかと思います。
そのペースでワンちゃんネコちゃんが健康診断を受けようと思うと3ヶ月に1回の計算‼︎

さすがにその頻度での健診は現実的ではないかもしれませんが、
食欲元気があって見た目上健康そうな場合でも、5歳以下なら年に1回、5歳を超えたら半年に1回、持病があれば更に頻回に健康診断をお勧めします。

今回、別々に検査をするよりちょっとお得な『秋の健康診断パック』をご用意しました。検診は予約制になります。気になる方は当院までお問い合わせ下さい😊

20230908 FM

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食事性アレルギー  ?

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

8月29日は焼肉の日です。
さいたま市分院の電話番号(048-829-7736)にも829が入っており、ヤキニクと語呂合わせで覚えて頂けると嬉しいです😊
ワンちゃんは雑食、ネコちゃんは肉食動物なので、お肉は大好き。フードの喰いつきが悪い時に脂の少ないお肉を茹でて、トッピングしてもらうとよく食べたりもします。

ただ、特定のトッピングやフードを食べた後に嘔吐や下痢があったり、耳や皮膚が痒くなる場合は食物アレルギーの可能性があります。若齢期から繰り返す外耳炎や、1歳未満で経験するアレルギー症状が将来食物アレルギーが原因と診断されることもあります。

食物アレルギーは離乳期に食べていたタンパク質に反応していることが多く、お肉で症状が出てしまう時は魚や豆をタンパク源とするフードに変えることで症状が落ち着くこともあります。もちろん、症状に合わせた内服治療や外用療法も行うことがあります。

また、原因特定のためアレルギー検査を行うこともあります。検査項目には限りがあるため全てのアレルギーが判るわけではありませんが、原因が判れば避けることができるので、治療にもなります。ご希望があれば当院で検査を受けられます。(こちらからお勧めすることもあります)

検査について聞いてみようかな?とりあえずフードを変えてみようかな?いつでも相談に来て下さい。
対応サンプルフードをお渡しいたしますので、まずは食べるか試してみませんか?

20230831 FM

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夏場の水分補給

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

水分補給してますか?

気温が上がり、テレビでも熱中症に注意するよう連日報道されてます。

ワンちゃんはお散歩の時間を考慮して、こまめな水分補給を心がけて下さい。

自ら進んでお水を飲まないワンちゃんネコちゃんの場合は水分補給、悩みますね💦
水飲み場を増やしたり、ドライフードにお水を掛けてふやかしたり、ウェットフードや手作り食を利用するのも水分補給に有効です。

暑くてお水を飲む量が増え、その結果おしっこの量も増えるのは当たり前なんですが、、、
おしっこの量や飲水量が異常に増えている場合は病気が隠れている可能性があります。

1日に体重1Kgあたり100ml(5㎏の子なら1日に500ml)を超えてお水を飲むようならご相談ください。
尿検査や血液検査、画像診断等の健康診断をお勧めします。

暑い季節は始まったばかり、熱中症に気をつけて水分補給を心がけてお過ごしください。

20230704(FM)

 

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太っているのかなー?

梅雨の時期ですね。
これからの季節は雨や暑さでお散歩が制限され、ストレスを感じるワンちゃんもいることでしょう。ここ数年は酷暑の影響で夏太りしてまう子も多いと感じています。夏場は肥満による健康トラブルがわりとみられます。

なんだか最近太ったのかな?と思ったら、生活消費カロリーに対して食事量が少し多い可能性があります。そこで食事量&カロリーの見直しをお勧めします。

ワンちゃんネコちゃんの減量は食事管理‼︎なのです。

実は人のように持続的な有酸素運動ができない為、運動をして痩せることができません。
ですので飼い主様のご協力が必須になります😊

まずは今の体重と食事を1日にどれくらいの量を食べているかを測ってみましょう。

健康状態に問題ない子は、いつも食べている量から1割減らした量に変えてまずは2週間。
2週間後に体重を測定して、増えている場合や変わらない場合は、食事量が少し多いようなので、さらに1割減らしてもう2〜3週間頑張って見ましょう。
それでも体重が減らない場合は減量用フードへの切り替えやさらに量を減らすか検討してみましょう。

最初はなかなか体重が落ちませんが、少なくとも増えないように食事の量や種類を調整し、気長に根気強く頑張っていきましょう。

うちの子はポッチャリ?痩せ型?適正体重?
何をどれくらいあげたらいいの?
お悩みに応じたサンプルフードでのご提案も行っておりますのでお気軽にご相談ください。

20230622 (FM)

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猫ちゃんフェレットさんのフィラリア症予防について

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

蚊の活動が本格化する前にワンちゃんにはフィラリア検査のご案内を致しました。それぞれの方法で予防を始めている時期でしょう。

お家の中にまで蚊が入ってくる季節を前に、ネコちゃんフェレットさんにもフィラリア予防をお勧めします。

『フィラリア=犬糸状虫』の名の通り、ワンちゃんに多い病気ですが、実はネコちゃんフェレットさんも稀にフィラリア感染が確認されています。
数年前の調査では、10頭に1頭の割合で室内ネコちゃんへの感染幼虫寄生があったとの報告もあり、思ったよりも多い印象を受けます。

ネコちゃんフェレットさんがフィラリアに感染すると、ワンちゃんとは少し違う症状を呈し、気管支炎や喘息のような咳、食欲不振、体重減少、無症状、他の病気との鑑別が難しく、突然死の原因とも言われています。

また、本来の宿主ではないネコちゃんフェレットさんの体内で、フィラリアが成虫になるまで成長することは稀で、あったとしても1-2匹程度。ワンちゃんのように簡便な血液検査で判別することも困難なのが現状です。心臓が小さい為少量の寄生でも症状の発症に繋がってしまいます。

蚊にさされない工夫をすること。
月に1回皮膚に塗布するスポットタイプの予防薬を、蚊の出るシーズン+蚊がいなくなってから1ヶ月後まで(ワンちゃんの予防期間と同じです)使用することで予防は可能です。

予防薬は特別な検査は不要で体重別に処方致します。
お気軽にご相談下さい。

(FM)

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水のレジャーシーズン前に

まだ5月ですが、夏を感じさせる日も増えてきました。
ワンちゃんと水のレジャーを楽しむ計画を立てる方もいらっしゃることでしょう。

海、川、ドッグランプール、お庭のシャワーで遊んだりとお水が好きなワンちゃんにはたまりません。

一方で、炎天下での熱中症や冷たいお水に長く浸かりすぎることによる低体温症。真水を飲みすぎて低ナトリウム血症(水中毒)を起こしてしまったり、海水や川の水を洗い流さなかったことによる皮膚炎。
水の事故や水遊び後のトラブルも耳にします。

適度な休憩と水分補給、ライフジャケットを装着したり、遊ぶ場所や気温、遊んだ後はシャンプーをして乾かす等工夫をして楽しんでくださいね。
人間も同じですが、水遊びは体力を消耗するので、遊んだ後はゆっくり過ごしてください。

さらに、レプトスピラ症と言う感染症にもご注意下さい。
もともと野生動物(主にネズミ)が持っている細菌が原因で、人にも感染る人畜共通感染症、汚染された水や土壌に接触して感染します。
発熱、黄疸、嘔吐下痢、肝炎・腎炎、、、治療の反応が悪いと命を落とすこともあります。
7種混合ワクチンで予防が可能ですので、暑い季節が来る前に接種するのも対策の1つです。ぜひお気軽にご相談ください。(FM)

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