横隔膜心囊膜ヘルニア

今回は横隔膜心囊膜ヘルニアという少し珍しい症例が続きましたので、ご報告します。

これは一般的に生まれつきの病気になります。

お腹の臓器が胸部(心肺のエリア)と腹部(肝腎消化器のエリア)を分ける膜(横隔膜)を突き抜けて胸の中の心臓を包んでいる膜(心膜)の中に入り込んでしまっている状態の病気です。

心膜の中は、心臓とお腹から潜り込んできた臓器がギューッと押し合った状態になります。
ですので、疲れやすく呼吸が苦しく、開口呼吸や努力呼吸を行うことも多いです。

突然死を引き起こすことも多い病気で、大人まで育たないことも多いです。

診断はX線(レントゲン)検査を行うことが一般的です。

写真を載せましたが、普通なら横隔膜によってしっかりと分かれている腹部と胸部が繋がって見えます。

造影剤を飲んだ後に撮ると、普通ならお腹の中に映らなければいけない白い影が、胸の中の心臓と重なって見えるので、一目瞭然です。

今回は当院にて手術を行いとても元気にしてあげることができました。

心当たりの方、まだ検診を受けていない方、一度確認してみることをお勧めします。

引き続き健診プランも受け付けています。

お気軽にご相談ください。

横隔膜心嚢膜ヘルニア

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