しつけ教室

昨日は、当院のドッグランで月に2回あるアリス動物病院主催のしつけ教室を開催しました。🐶
天気はとてもよかったのですが、寒さもあり霜が立っていました。❄
今回のトレーニング内容は、ハウストレーニングや他のわんちゃんにすれ違ったときに吠えないようにする練習、顔回りを嫌がる子を上手に触る練習など、飼い主さんのお悩みを改善する為の具体的なトレーニングが多く盛り込まれていました。😁
しつけ教室後は、ドッグランを開放した小型犬交流会を実施しました。🙌
次回以降のしつけ教室の日程は、2月13日・27日・3月13日の土曜日の9時~になります。ご興味のある方は、当院の受付までご連絡下さい。📞
感染対策を徹底して実施しております。(Y)2021.1.31

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

ワンちゃんの震え

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収束の兆しを見せない中、寒い日が続いていますね。人と同じく犬も寒いと震えますが、それ以外にもさまざまな理由で犬は震えることがあります。
犬の震えは大きく①生理的な要因によるものと②体の異変や病気からくるものに分けられます。🤔

①生理的な要因からくるものには、寒さ・恐怖心・ストレス・興奮・加齢に伴う筋力の低下・学習などがあります。
寒さに対しては、小型犬やシニア犬、短毛の犬種は弱い傾向があります。掃除機や洗濯機などの大きな音などに反応して恐怖心が生じることが多いです。美味しそうなご飯をもらう時など嬉しさから興奮して震える犬もいます。🐶
シニア犬は、まずその震えが老化のせいなのか、病気のせいなのか分かりづらく、見極める必要があります。自己判断をせずに、震えて動けない場合は、動物病院を受診しましょう。🩺

②体の異変や病気からくるものには、痛みからくる震え・病気による震えなどがあります。体のどこかにケガをしていたり、関節などに炎症を起こしていて、そこから来る痛みや内臓の痛みから震えがきます。🤕
病気からくるものは他にも、感染症や気管支炎や膀胱炎で生じる発熱に伴って震えが起きる場合や、震えているようにみえるが、実はてんかんによって痙攣を起こしている場合や、血液中の糖分が少なくなることで起こる低血糖やチョコレートや玉ねぎなどを食べた際に起きる中毒から震えがくる場合もあります。🙀

愛犬の震えが生理的要因からくる震えなのか、体の異変や病気からくる震えなのか日頃からワンちゃんの様子をよく観察し、異変を感じれば、すぐに病院を受診する必要があります。受診の際はスマホ等で動画をとっておいてもらうと診察に役立ちます。
愛犬の異変に気づいたらぜひご連絡ください。定期的な健康診断のパックもご用意しております。😃🐾

(Y)20210125

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

ウサギのグルーミング教室

こんにちは!アリス動物病院です 🐾
1月18日はうさぎのグルーミング教室の日でした!🐰
新型コロナウイルス感染症対策の影響でイベントを一時休止しておりましたが、コロナ対策をしてまた再開致しました✨
グルーミングが初めての子も気持ち良さそうにブラッシングされており、換毛期で抜け毛が多かった子もすっきりしました🎶🐰
ピチュンちゃん、まめこちゃん、ポムちゃん、おこげ君、ゆずちゃん、メルちゃん、ロイティ君、ふく君、おもち君、さんまちゃん、たくさんのご参加ありがとうございました。✨今後の予定
は2/15.3/15.4/19です。(HI)20210119

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保護鳥の放鳥

今日は怪我をしていたカルガモくんが無事に旅立ちました🐣

12月18日にうまく歩けないカモがいるということで病院に連れてこられ、検査の結果左足を骨折していました…

はじめはごはんもなかなか食べなく心配でしたが、ここ数日は人の動きにも動じず、すごい勢いで食べていました🍚
足も完治しており、本日水上公園で放鳥したときの写真をあげておきます📷

風が強く、無事水面に浮かんでくれるか心配でしたが、私たちの心配はよそに軽やかに泳いでいきました🍃
他のカモたちともうまくやってもらえることを願います✨(C)20210119

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

てんかん

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

今回のコラムはてんかんについてお話します。

冷え込みが厳しくなってきて、ご自宅にいる時間が増えている方もおられるかと思いますが、ご自宅で飼っている子が急にバタンと倒れたり、いつもはしない行動をしだしたら…🤔

もしかしたら「てんかん」⁉️かもしれません。

てんかんは、発作的に繰り返す全身のけいれんや意識障害を伴う脳疾患のことです。

大きく分けて、原因が特定できない特発性てんかん(若齢時に多く発生する)と、病気がもとで起こる症候性てんかん(脳腫瘍、脳炎、外傷、ウサギの場合のエンセファリトゾーン症など)などがあります。🐶🐱🐭🐹🐰

症状は、意識を失い倒れる・全身をバタつかせる・体の動きが止まる・引き攣ったりする・手足や顔まわりなどの体の一部の筋肉がピクピク動き続ける・落ち着きがなく部屋中をウロウロ徘徊する・しっぽをくるくる追いかけまわす・訳もなく鳴く、といったものがあります。😲🐾

通常、発作は数秒から数分で収まり、その後は意識も戻り何事もなかった様に過ごすことが多く見られます。ストレスなど精神的🤢なもの、光や音💥⚡️などの刺激、天候の変化⛈🌬など環境がきっかけとなって引き起こされることがあります。

症状が重度になってくると何度も発作を繰り返したり、止まらなくなってしまう重責状態になってしまいます。その場合は強い神経症状が残ったり熱中症のように高体温で命に関わってしまうことがあります。🙀

てんかんの治療では一般的に、発作の頻度と強さを軽減するために、飲み薬💊による発作のコントロールを行います。原因がハッキリしている場合には基礎疾患の治療も必要になります。

もし、ご自宅で発作のような症状が出たときは、今後の治療のために、時間(長さ)、様子などを記録しておくことも大切です。📱(動画などに撮っていただくと診断しやすくなります🩺)

てんかんは放っておくと少しずつ悪化しますので、症状が続く場合は治療💉💊が必要です。思い当たることがある方はぜひご相談ください。😃

20210117(ITO)

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

しつけ教室

昨日の朝は、快晴の中、当院主催のしつけ教室(新年会)を行い、その後ドッグランを開放した小型犬交流会も開催しました。🐶
しつけ教室では、基礎的なトレーニングやハードルやコーンを用いたトレーニング、それぞれの飼い主さんが抱えている愛犬の問題行動に対する対策などを行いました。🐾🐾
新しくトレーニングに参加したわんちゃんも1日の中でも成長がみられる部分もありました。小型犬交流会も大盛況でした。😊😊
次回以降のしつけ教室の日程は、1月30日・2月13日・2月27日です。ご興味のある方は、当院の受付までご連絡下さい。感染対策を徹底して実施しております。20210117(Y)

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歯周炎について

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

今回のテーマは歯周病です。

わんちゃん、ねこちゃんのお口のトラブルはいろいろありますが、飼い主さんが一緒に暮らしていて気になることといえば、歯石や口臭ではないでしょうか。2歳齢になるまでに猫の70%、犬の80%が歯周病を患っていると言われています。😺🐶⁉️🤔

歯周病の主な原因は歯の表面に付着した歯垢(プラーク)です。歯垢は食べ物のカスと細菌の塊からなります。歯垢1gには1000億個の細菌が含まれていると言われています。

歯垢を放置しておくと、犬では3~5日、猫では約1週間で唾液中のカルシウムが沈着して歯ブラシでは除去しにくい硬さの歯石となります。この歯石の表面はザラザラしており、さらに上から歯垢が付着しやすくなります。❗️🪥🪥🪥

このような歯垢や歯石は、強い口臭や、歯肉の赤い腫れ痛みや出血などを招きます。さらにこの状態が続くと、歯肉が歯から剥がれ、歯肉と歯との間にポケット状の溝ができます。この溝に歯垢とともに細菌が侵入し、溝が深くなることで、最終的には歯を支える骨まで溶かされる歯周病で歯が抜け落ちます。❌

それだけではなく、菌が出す毒素・菌体そのものが体に入ることで、様々な病気を引き起こす原因になります。例を挙げると心臓や肝臓、腎臓などの主要臓器や血管の病気、呼吸器疾患、糖尿病、全身への感染症などが考えられます。🫀

初期の治療では歯垢や歯石の除去や薬の服用で改善されますが、進行したものでは全身麻酔をかけた状態での歯石除去や口腔手術などの処置が必要となります。🏥🩺💉

歯周病はお口のトラブルだけではなく、日々の健康や寿命に関わりますので、お困りの方は気軽にご相談ください。🐶😃😺

(C) 20201221

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

ワンちゃんの気管虚脱

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

季節の変わり目は、人と同じように動物たちも体調を崩しやすくなります。ワンちゃんが興奮した時や朝方など止まりにくい咳をしていませんか⁉️このような咳の症状の中には「気管虚脱」という病気のことがあります。😲🐶

気管虚脱は、小型犬や老犬で比較的よくみられる呼吸器の病気です。
気管の構造は、掃除機のホースのように弾力のある筒状の形をしています。これを構成している気管の軟骨が何らかの原因によって歪み、潰れた状態になることが気管虚脱です。気管は、空気の通り道なので、気管虚脱が起きると呼吸しづらく苦しくなります。🫁

症状は、一般的には続く咳が出ます。重症化するとガチョウの鳴き声のように「ガーガー」という乾いた呼吸音になり苦しくなります。ひどく進行する場合ですとチアノーゼ起こしたり呼吸困難で失神したり命に関わることがあります。⚠️

治療は、外科手術での長期的な治療効果はまだ確立されておらず、体重管理、気管支拡張薬、抗炎症薬、鎮咳薬などの内科治療によってまずは症状を緩和する方法が一般的です。💊️🏥

肥満であることや散歩時に首輪を過度に引っ張ること、高温多湿や気圧の変化などの環境要因が「気管虚脱」を誘導する要因になりますので体重の管理や胴輪(ハーネス)を用いることが症状の悪化を防ぐ方法になります。

気管虚脱を含む呼吸器の病気は、早期発見による早期治療・対策が進行抑制に非常に重要となります。
お家のワンちゃんに気になる咳や呼吸の異常がある方は、あまり様子を見ずにお早めにご相談下さい。🩺😊

20201214(Y)

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ウサギの歯について

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

 今回のテーマはウサギの歯です🐰

ウサギの歯科疾患はウサギの病気の約20%を占め、1~2kgの小さめのウサギやメスよりオスに発生が多いとされています。今回のコラムでは犬や猫とは大きく異なるウサギの歯の特徴を紹介します💁🏻‍♂️📖
哺乳類の歯は前から順に切歯、犬歯、前臼歯、後臼歯と呼びます。犬の歯式は上顎が3・1・4・2、下顎が3・1・4・3の計42本であるのに対して、ウサギの歯式は上顎が2・0・3・3、下顎が1・0・2・3の計28本です。
歯式の違いは食生活が大きく影響しています。犬は肉を噛み切ることに特化した歯をしています。一方、ウサギは草を磨り潰すことに特化した歯へと進化し、犬歯は失いましたが、すべての歯が一生伸び続けるという性質をもちました。このような歯を常生歯といい、ウサギの切歯は一カ月で1cm以上伸びます😲
この常生歯をもつウサギには、野生下でみられない病気が多数みられるようになりました。ウサギの歯は繊維質に富んだ食事を摂ることで、歯の咬み合う面が擦り減り、長さが一定に保たれます😌しかし、ウサギが好むペレットやドライフルーツなどを多給していると、歯がうまく擦り減らず、本来とは異なる方向に歯が伸びたり、一部の歯が削られずトゲ状になることがあります🤔このような状態を不正咬合といいます。

主な症状として、食欲低下、よだれ、はぎしり、下痢などがみられます。特にトゲ状に伸びた臼歯が舌や頬の粘膜面を傷付けると、食事を全く摂らず、著しい体重減少がみられたり、多量のよだれで口周りの皮膚に炎症を起こすこともあります

不正咬合により、口腔内の環境が悪化した場合、歯は先端だけでなく、歯の根元側に伸びていくことがあります。この位置は細菌が侵入しやすい場所でもあり、下顎の歯の根元で炎症が生じると、コブ状の膿瘍が形成されることがあります。
また上顎においては、その周囲に目と鼻をつなぐ鼻涙管という管が位置しているため、歯の根元が伸びることにより圧迫され、過剰な涙やめやにがみられこともあります。中には眼球が突出する例もあります。😱

不正咬合を予防するために何より重要なのは普段の食事です。ウサギの食事では、牧草:ペレット:その他(野菜や果物)の割合は6:3:1が理想とされています。🥬🥕🥦🍎中には牧草を食べなくなったウサギもいるかもしれませんが、2番刈りや3番刈りのチモシーから慣らしていくのもひとつの手かもしれません🌱☘️
遺伝的に不正咬合になりやすいウサギもいますので、前述した症状などがみられましたら、一度診察にご来院ください👨‍⚕️👩🏻‍⚕️(C)20201115

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