知っといて!危険な食べ物 (犬猫)

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

“うっかりでも気をつけて!
危険な食べ物&その危険性”

危険な食べ物 (犬猫)
危険な食べ物 (犬猫)

ネギ類・にんにく(BBQ注意)
赤血球破壊による貧血

キシリトール(お菓子注意)
低血糖・肝障害

カカオ類(チョコレート注意)
中枢神経系毒性

レーズン・ブドウ(パン・クッキーあるある)
腎不全

アボカド(サラダのおすそわけ)
胃腸の炎症

ナッツ類(おつまみ注意)
大量の油脂による胃腸障害・膵炎

カフェイン(エナジードリンクにも!?)
心臓や神経系の異常

アワビ・サザエ・トリガイ(お刺身・・?)
光過敏症

生の貝類・甲殻類(生は特に注意!?)
ビタミンB1欠乏症

レバー(良かれと思ってつい)
ビタミンA過剰による脊髄の変形

番外編 ≫ ゆりの仲間(花粉も注意)
猫に強烈な腎不全!

上記は必ずではありませんが、一般的に報告のある代表的なものです。

基本は人間のものは与えないこと。

うっかり食べられてしまったら、すぐに獣医さんに診てもらいましょう(^^)

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

横隔膜心囊膜ヘルニア

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

今回は横隔膜心囊膜ヘルニアという少し珍しい症例が続きましたので、ご報告します。

これは一般的に生まれつきの病気になります。

お腹の臓器が胸部(心肺のエリア)と腹部(肝腎消化器のエリア)を分ける膜(横隔膜)を突き抜けて胸の中の心臓を包んでいる膜(心膜)の中に入り込んでしまっている状態の病気です。

心膜の中は、心臓とお腹から潜り込んできた臓器がギューッと押し合った状態になります。
ですので、疲れやすく呼吸が苦しく、開口呼吸や努力呼吸を行うことも多いです。

突然死を引き起こすことも多い病気で、大人まで育たないことも多いです。

診断はX線(レントゲン)検査を行うことが一般的です。

写真を載せましたが、普通なら横隔膜によってしっかりと分かれている腹部と胸部が繋がって見えます。

造影剤を飲んだ後に撮ると、普通ならお腹の中に映らなければいけない白い影が、胸の中の心臓と重なって見えるので、一目瞭然です。

今回は当院にて手術を行いとても元気にしてあげることができました。

心当たりの方、まだ検診を受けていない方、一度確認してみることをお勧めします。

引き続き健診プランも受け付けています。

お気軽にご相談ください。

横隔膜心嚢膜ヘルニア

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

フィラリア冬予防

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

すっかり寒くなってきましたが、こんな気温にも関わらず、
時々まだ見ませんか?…蚊!

今回はフィラリアの冬予防(冬処方)について
お話します。

わんちゃんを飼っている殆どのオーナー様が、
春先から秋にかけて、既にフィラリアの予防はされているかと思います。

しかし、最近では12月を過ぎても蚊が生存していたり、
暖かい室内への侵入により冬でもフィラリアに感染するリスクがあります。

最近では、飲み忘れの心配がない、
一度注射して1年間予防ができる予防剤が登場して大変好評です。

冬から(通年)投与にして習慣化することにより、
お薬の飲み忘れによる予防のミスも減らすことができます。

さらに 予防時期の混雑を避けられる他、
診察相談の時間も比較的しっかり取れますし、
予防の手軽さに従来の飲み薬からお注射に切り替えている方が増えています。

春先は混合ワクチンや狂犬病など、他の予防医療で一気に費用がかかるので、冬にお注射でフィラリア予防を済ませておくことで、金銭的負担を分散できます。

フィラリア症の冬予防(冬処方)です。

数年前から当院ではこの冬予防(冬処方)をお薦めしています。

ぜひ一度ご相談ください。

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