ハリネズミ

本日のコラムの主役はハリネズミ🦔です。

コロナ禍でなかなか外出できず、新しく動物を迎えようとペットショップに行かれる方も多いのではないでしょうか。ここ数年でよく見掛けるようになったのがハリネズミ🦔です。

ハリネズミ🦔は海外の繁殖場や国内のブリーダーさんからペットショップに運ばれ、販売されることが大半です。その間に親や同居の動物からダニを移されることが多く、ショップで駆虫してから販売されることは非常に少ないです😱

ダニが寄生したときの主な症状は身体のかゆみであり、後肢で背中やお腹の辺りを掻く姿がよくみられるようになります。また、フケが増えたり、針が抜け落ちたりすることもありますが、中には全く症状が表れないこともあります。

検査方法としては、皮膚に付いているフケを顕微鏡で観察することで、ダニの成体や虫卵を確認します。ダニ自体は皮膚に深くもぐっていることもあり、なかなか見付からないこともあります。🤔

治療としては犬猫用の駆虫薬を使用します。しかし、その駆虫薬はダニの成体には効きますが、虫卵には効果がないため、2週間おきに3回投与することで、より確実に駆虫することが可能です💁🏻‍♂️

これからハリネズミ🦔をお迎えしようと考えている方、お迎えしたけれど一度も病院には連れて行っていない方、まずは動物病院での寄生虫の検査をおすすめします。何か気になることがありましたら気軽にご相談ください😃🩺🦔

(C)2021.02.08

 

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

保護鳥の放鳥

今日は怪我をしていたカルガモくんが無事に旅立ちました🐣

12月18日にうまく歩けないカモがいるということで病院に連れてこられ、検査の結果左足を骨折していました…

はじめはごはんもなかなか食べなく心配でしたが、ここ数日は人の動きにも動じず、すごい勢いで食べていました🍚
足も完治しており、本日水上公園で放鳥したときの写真をあげておきます📷

風が強く、無事水面に浮かんでくれるか心配でしたが、私たちの心配はよそに軽やかに泳いでいきました🍃
他のカモたちともうまくやってもらえることを願います✨(C)20210119

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アリス動物病院(川越市・動物病院)

巣立ち雛について

川越市・さいたま市のアリス動物病院です。

こんにちは。
今回は病気予防のお話とは少し違いますが、当院で野生鳥獣診療をする際に運ばれてくることが多い、巣立ち雛(ヒナ)についてお話させていただきます。

街中で「ヒナを拾わないで」と書かれたポスターなどを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
結論から言うと、その通りで、元気な巣立ち雛は拾ってはいけません。

巣立ち雛とは、ある程度成長して巣から降り立った雛鳥のことで、雛はこの時期に、餌の取り方や飛び方など、野生で生きていく上で必要なことを親鳥から学びます。
まだ親離れが完全にできておらず、飛ぶのが下手なため、親鳥は雛の行動をそばで見守っているのです。
そういった雛を人が拾ってしまうと、親鳥から引き離してしまうことになり、生きていくのに大切な沢山のことを学ぶことができなくなってしまいます。

もし雛鳥を見かけたら、動きが元気ならば、そのままそっと見守ってあげてください。
(車通りの多い所など危険な場所にいた場合は、少しだけ脇に寄せるなど、すぐ近くの安全な所に移してあげてください)
(あまり成長していない小さな雛鳥の時は、付近に巣が見当たれば、そっと戻してください)
ただ、怪我をしている様子であったり、また巣立ち雛かどうか不明である場合は、一度様子の方を電話などでお伝えいただければと思います。

成長を見守るのも優しさです。
雛が無事に成鳥になれるよう、適切な対応、サポートをしてあげましょう。(ITO) 20201014

 

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野生傷病鳥獣保護事業

こんにちは!
今日は病院に入院していた雉鳩を放鳥しました。
自然な飛び方で無事飛び立っていきました🐦☀️
9月18日に当院に来た際は、全く飛べない様子でしたが治療を続けるうちにみるみる元気になっていきました💪🏻💪🏻
もう一羽怪我をしていて入院している鳩も次第に元気になっていますので、今後良い報告を出来ればと思います😊💕💕

20200930

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