🐶犬の変形性脊椎症について🐶

犬の変形性脊椎症は中〜高齢の犬🐶に多く見られる体に痛みが出てしまう病気❤️‍🩹です。徐々に進行し、慢性の痛みや神経麻痺による歩行困難や起立不能で生活の質を低下させてしまいます🤕。年齢を重ねるごとに発症率も上がっていきます。犬種としては大型犬に比較的早期の発症が多いとされていますが、最近では大小関わらず多くのご相談があります。🦮🐕‍🦺🐩🐕🐾
要因は加齢による椎間板に対する栄養循環の減少や、脊椎に対する持続的な負担や損傷などが関与してると言われています。犬では首の付け根、腰〜尻尾の付け根にかけて発生が多い傾向があります。

診断は通常、歩行検査、全身の触診やレントゲン検査などを行います。レントゲンでは背骨に特徴的な骨増殖を確認することができます。骨増殖は背骨のお腹側にくちばし状の形で増殖している場合が多く、血液検査などでは徴候の所見は見つかりにくいことがあります。
最近はご相談頂くシニア定期健康診断🩺で早期に発見されることが多くなりました。
初期の様子は、最近何となく活動性🐾が落ちた?、見た目に少し背骨が目立ってきた?、のように痛みが分からないことが多いのも特徴です。この病気の発症早期ではまずサプリメント💊で進行を抑えて行きます。寝起きや運動後、気温の低下によって急な痛みが出始める場合は、運動制限と鎮痛剤による治療を開始いたします。当院🏥では進行の抑制や再発防止に優れた新しいサプリメント💊も併用しています。また、室内生活環境では足元が滑りにくいようにアドバイス💁🏻‍♂️しています。
大切な家族の健康寿命❤️を長く保てるように定期健康診断🩺🏥をお勧めしています。もしこのような徴候や気になる点などがございましたら遠慮なくぜひ御相談頂きハッピーライフにしていきましょう。😃🐶🏠
(P+T)20211205

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犬の認知症について

今回のテーマは「犬の認知症」🐶🐶🐶です。

犬の平均寿命は、ここ数年で人間の高齢化以上のスピードで進んでいます。現在、飼育されている犬の約25%が10歳以上の高齢犬です。高齢になるほど犬も人と同様に「認知症(認知機能不全症候群)」が増加します。

犬の認知症は、10歳を超える頃から始まり、13歳位から急増していきます。16歳以上になると約60%前後の犬が罹っているともいわれています。原因は、老化により脳の組織が減少したり、脳が神経的に変化を起こすことがあげられます。

症状は大きく5つに分けられます。
①見当識障害(時間・目的・方角の喪失)
例:慣れた場所で迷う・部屋のものにぶつかる
②相互反応の変化(人や犬同士のふれあい)
例: 知り合いや飼い主への反応が変わる
③睡眠あるいは行動の変化
例:生活が昼夜逆転し、夜鳴きや徘徊する
④トイレのしつけの喪失
例:トイレ以外の場所で排泄や失禁する
⑤活動性の変化
例:食欲の低下や寝てばかりになる

※これらの症状は、他の病的な要因から発生しているケースもあるため、認知症の他に病気が隠れていないか注意が必要です。🐾

認知症の治療法としては、犬に優しい生活環境を作ったり、犬の心身の刺激を与えたり、抗酸化作用のあるフードを取り入れたり抗不安薬などの薬物治療があります。💊

認知症になった犬は飼い主様の介護を必要とします。夜鳴きなどの行動に悩まれる飼い主様も多くいらっしいます。
長く一緒に過ごしてきた愛犬の介護やケアについて分からない際は、ぜひご相談ください。💁🏻‍♂️🏥

(Y)20211205

 

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血栓症について

血栓症🩸とは血小板などの血液成分が塊となり血管を閉塞し、血流が遮断されてしまうことを言います。血栓によって組織に送られる血流量が低下し、様々な症状を起こします。

血栓症の原因として犬🐶では細菌性心内膜炎など感染による炎症、外傷、フィラリア、甲状腺機能低下症、先天的な心臓病🫀など様々です。猫😺は主に肥大型心筋症をはじめとする心筋症によって心臓🫀で出来た血栓が原因となります。

血栓🩸の重症度は状況によって大きく異なりますが激しい痛み、体や臓器の麻痺、脈拍の消失、冷感などの症状が突然起こります。特に猫🐈は後趾の血管で起こりやすいので後趾の麻痺、低体温を引き起こします。血栓によって急な塞栓が起きた場所から血流が通らなくなり完全に閉塞を起こすと、それ以降の細胞が壊死していきます。これが急激に起こることで塞栓した場所以外の全身の臓器🫁でも障害をきたし、最悪の場合死に至ります。🙀

診断方法は症状の有無、血液検査🩸、原因の探査として超音波検査、レントゲン検査、CT検査などを行います。

治療法としては血栓を溶解する薬💉、血栓が起こりづらい薬💊を使用し血液の流れ🩸を改善していきます。また、血栓の原因となる疾患🫀の治療をおこなっていきます。
血栓症は起こった時間及び場所によって予後も様々ですが悪くなることがあります。早期発見が大事になるため、特に基礎疾患のある場合は定期的な検査🩺🏥とその子の状態の把握が大事になります。急にいつもと様子が違う時、このように重大な病気の場合もあります。様子を見ずにぜひご連絡ください。💁🏻‍♂️🏥(P)20211128

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ケンネルコフ

今回のテーマは「ケンネルコフ」😷です。
在宅時間が増えて、新しくわんちゃんや猫ちゃんを飼い始める方が増えています。そこで、今回は子犬🐶の咳の原因として非常に多い「ケンネルコフ」についてご紹介します。

ケンネルコフ😷とは、子犬🐶がよく発症する感染性の気管および気管支炎🫁のことをいいます。ケンネルコフは、まだ免疫力や抵抗力が低い生後6週~6カ月齢の子犬で発症しやすいといわれています。🐾

原因となる病原体は、複数のウイルス(イヌアデノウイルス2型・イヌパラインフルエンザウイルスなど)や細菌の単独あるいは複合感染だと考えられています。
感染経路はペットホテルや公園など、犬が集まる場所で感染しているイヌの唾液、気道分泌物、糞便に接触することにより感染します。

症状は、短く乾いた咳が続き全身状態は良好である場合が多いですが、ケンネルコフが長期化し、二次的に細菌感染を起こすと湿った咳に変わります。重症化すると気管支炎や肺炎😷などを引き起こす恐れがあります。

治療は、軽度の場合、抗菌薬💊や気管支拡張剤や鎮咳薬などを症状に合わせて使用します。診察の上、症状に合わせてお薬を組み合わせていきます。人の百日咳のように少し経過が長めなのも特徴です。🐾🐶

予防に役立つのが混合ワクチンの接種💉です。イヌアデノウイルス2型やイヌパラインフルエンザウイルスは、混合ワクチンに含まれています。ただし、前述したようにケンネルコフの病原体は数が多く、混合ワクチンを打っていても感染することがあり注意が必要です。

お迎えしたばかりのわんちゃん🐶は、環境の変化も影響し、ケンネルコフ以外でも体調を崩すことが多くあります。新しい家族の健康を守るためにも混合ワクチン接種💉🏥は必ず行いましょう。その他にも気になる事がありましたら当院までご相談下さい。💁🏻‍♂️(Y)20211128


 

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アオバト

今週はとても美しい鳩が入院🏥していました。
緑色の綺麗な羽をしています。アオバトといいます。
普段森の中ではなかなか見つけることができません。
今回は何か衝突のような怪我❤️‍🩹をしていましたが無事に元いた森に帰すことができました😃。無事に野生復帰させられてうれしい気持ちと同時に癒しを与えてくれた鳥さんでした。😉


 

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はじめて子犬子猫をお迎えしたら 子犬編

🐾はじめて子犬・子猫を迎えたら 🐶子犬編🐶🐾

今回はタイトルの通りです❤️
初めて子犬・子猫を飼うけれども、最初は何をすれば良いかわからない…といった方や、もう一度確認されたい方は、ぜひ一読ください。
(次回は子猫編を予定しています)

子犬🐶を飼いはじめたら、まずお家🏠の環境に慣れさせてあげることが大切です。ついかまってしまいたくなりますが、それだと緊張してしまいます。わんちゃんが自分から寄ってきたら撫でるなど、ゆっくり慣らしていきます😌。また、睡眠🛏はとても大切なので、寝ている時は起こしたり邪魔をしたりしないよう注意が必要です。お散歩やトリミングなどはワクチン💉をうってからになりますので、それまではお家の中のみで過ごします(ただし、体調面などで何か気になることがあれば、すぐに動物病院へご連絡ください)。

混合ワクチン💉🏥の接種時期になったら動物病院へ連れて行きます。子犬🐶の頃は初回接種時期に応じて2または3回のワクチンが必要です。規定回数の接種が完了するまでは、病院への通院はキャリーバッグ🧳やクレートなどを使用します。ワクチンの種類や回数は、初回接種時期やお住まいの環境などに合わせ、獣医師と決定していきます。またフィラリア❤️‍🩹の予防も開始します。同時に、糞便検査🦠(寄生虫や細菌を調べます)なども行い、必要があれば治療をしていきます。混合ワクチンが終わったら、次は狂犬病の接種となります。お散歩🐕‍🦺に行くようになったら、合わせてノミ・マダニの予防を行うことも大切です。

感染症予防も行いつつ、ご自宅ではトイレトレーニングやお留守番など、しつけ指導を行っていきます。なかなかご自身でのしつけが難しい場合は、予防過程が終わった後に、ドッグトレーナーのしつけ教室(当院でも承っております)なども効果的です😉。

その後、生後半年から8ヶ月くらいを目安に、子供をとらない場合は不妊手術🏥を行っていきます。

子犬の時期はやることが多く、特に初めて子犬をお迎えされる方は、どれをやれば良いかわからなくなることも多いです🧐。ご不明なことがあれば獣医師がご説明いたしますので、診療ご予約をお取りの上ご来院ください💁🏻‍♀️。
(ショップや保護施設からお迎えされた方は、ワクチン証明書などがあればお持ちください) (ITO)20211113

 


 

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フクロモモンガの生態について

今回のコラムは徐々に診察する機会が増えてきたフクロモモンガの生態についてご紹介します。🐾

フクロモモンガは身体の大きさや外観から、モモンガやムササビと同じげっ歯類と思われることが多いですが、コアラ🐨やカンガルー🦘などと同じ有袋類の仲間です😲。熱帯雨林に棲息し、樹洞を巣穴として生活する🌛夜行性の動物で、1頭のオスと複数のメスと子どもから成る群れで暮らします。寿命は5~7年といわれていますが、飼育下では12~15年との報告もあります。

前肢の小指から後肢の指の付け根にかけて飛膜があり、木々を滑空しながら移動して餌を探すため、地面に降りることはほとんどありません。食性は雑食性で、アカシアやユーカリの樹液🌳、果汁🍒、花粉、または昆虫類🐛などを食べています。下顎切歯(前歯)は木の皮を剥ぎ、樹脂や樹液を食べるために長く伸びています。げっ歯類のモモンガと違い、フクロモモンガは歯が伸びることはありません。また、前肢の薬指は樹の割れ目などに潜んでいる虫を掻き出すために長く発達していると考えられています。

縄張り意識が強く😤、オスは周囲の縄張りや仲間に唾液や臭腺の分泌物を使って臭い付け行います。臭腺は頭頂部、胸部の他に肛門腺、四肢、口角、耳の内側にもあります。警戒心が強いため、「ギュイギュイ」、「ギュルギュル」と甲高い威嚇の警戒音を発声します。可能であればつがいや複数で飼育することが理想とされていますが、単独飼育であれば、十分に人とコミュニケーション🤝をとる必要があります。飼育下ではストレス😰による自咬症が好発するため、ストレスをためないことが重要です。

次回は飼育上の注意点をいくつか紹介したいと思います。何か気になることがありましたら当院までご相談ください。(C)20211113

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皮膚糸状菌症


これから秋に差し掛かる時期、暑さと湿気も残り、お散歩途中に草むらも多く、換毛期も重なることで皮膚トラブルが多くなります。
今回は皮膚の病気の1つである、糸状菌症についてお話しします💁🏻‍♀️🐶😺🐰🐤🐭。

皮膚糸状菌症は、糸状菌という真菌(カビ)🦠が、皮膚や毛などの細胞に侵入し増殖することで、痒み、発疹、フケ、円形脱毛など様々なトラブルを引きを起こす病気です。
初期ではこれらの症状が分かりづらいこともあり、皮膚の赤みのみ見られることもあります。
また、炎症の強さや細菌感染の併発などの状況により、患部が腫れたり漿液が出ることもあります。
発症しやすい部位は頭部、顔、前肢などが多いですが、全身の至る箇所でみられます🧐。

少量の感染の場合、通常健康な皮膚状態であればあまり症状が出ませんが、幼少期や老齢期など抵抗力が弱かったり、他の病気や体調により免疫力が低下している時、換毛期はかかりやすい傾向にあります。

犬🐶に感染する糸状菌はMicrosporum canis(ミクロスポラム・カニス)が多いですが、種類によっては猫など他の動物、人🕺にうつるものもあります🥺。
感染ルートは、感染犬との接触や環境からなど考えられています。

皮膚糸状菌症の診断は、特徴的な脱毛の仕方などの症状がない場合、皮毛の検査(皮膚掻爬検査、抜毛検査、ウッド灯検査など)で診断します🩺🏥。

糸状菌症の予防法は、犬では定期的にシャンプー🧴などを行い、普段使っている寝具などもこまめに洗濯し、清潔に保つ必要があります。
治療❤️‍🩹には、抗真菌薬💊を含んだ、症状に合わせた内服薬、外用薬、薬用シャンプーなどを使用します。
糸状菌はしつこいため、一度感染が成立すると何度もぶり返したり、なかなか治りにくいことも多いです。

今回は糸状菌について紹介しましたが、その他にも、皮膚トラブルの原因はホルモン異常やアレルギーなど、様々な可能性が考えられます。
症状が目に見えるため、オーナー様の気付きが早期治療には大切になります。
何か気になる様子があれば、お早めにご相談ください。   💁🏻‍♀️(ITO)20211030

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胸水貯留について

胸水貯留🫁とは体内の水分を代謝する機能に異常が発生することにより、胸腔に溜まってしまう状態のことを言います。胸水が溜まることで臓器に負荷がかかって機能異常を起こしたり、肺が圧迫され十分な空気の交換が出来なくなり呼吸困難に陥るとされています🥺。

胸水の主な原因として心臓🫀疾患、腫瘍、肺炎など心臓や肺の疾患、フィラリア🪱などの感染などによって起こるとされています。また、胸水には、漏出液・変性漏出液・滲出液といった性状に分類され、胸水貯留を引き起こす疾患によって異なります。この胸水の性状を調べることで、より詳しい原因である病気を特定していきます🧐。
検査方法としては聴診🩺を行い肺音、心音がきちんと聞こえるか確認し、体の状態を確認するために一般身体検査、血液検査🩸を行います。また、胸水が胸腔内に存在するか確認するためにレントゲン検査、エコー検査を行います。胸水を採取できたらその性状を調べ、胸水の原因となる病気の特定をしていきます。

胸水貯留の症状としては、呼吸状態が悪い、チアノーゼ、運動できない😓、開口呼吸😫、発咳😷などがあります。これらの症状は胸水の貯留量が多ければ多いほど重度になります。

治療法❤️‍🩹として、呼吸困難を起こしている場合は胸水を抜き換気能を改善することが第一選択になります。状況によっては酸素化をしながら呼吸状態をまず落ち着かせる場合もあります。その後、胸水貯留の原因となる疾患を特定し、それぞれの治療をおこなっていきます。
胸水貯留は原因となる疾患によって予後は変わり、早期発見、早期治療が重要になります。自身のご家族であるワンちゃん、ネコちゃんが元気がない、呼吸がおかしいと気付かれましたら動物病院🏥へご相談ください。💁🏻‍♂️(P)20211030

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乳腺腫瘍

今回のテーマは「乳腺腫瘍」です。
人と同じようにワン🐶ちゃんや猫😺ちゃんもフードの発達とペット医療の発展によって平均寿命が伸び続けています。「乳腺腫瘍」は、ペットの高齢化の中でも無視できない病気の1つです🩺。

🐕犬の場合
「乳腺腫瘍」は、雌犬で最も発生の多い腫瘍で、発症年齢は、平均10〜11歳で4歳以下での発症は稀です。早期の避妊手術で乳腺腫瘍の発生率を下げられることが報告されています🧐 犬の乳腺腫瘍は、良性と悪性がおおよそ50%ずつで、悪性のうち約50%が転移の可能性が高いより悪性度の高いものとされています。治療❤️‍🩹での第一選択肢は、外科的な切除になります。化学療法💊💉は、外科手術後の補助として用いられます。

🐈猫の場合
「乳腺腫瘍」は雌猫で3番目に発生の多い腫瘍です。発症年齢は平均10〜12歳で発症します。猫の場合も、2歳未満での避妊手術は発生率を低下させることが報告されています。猫では、乳腺腫瘍の約90%が悪性で犬と比べても非常に予後が悪いです🥺。治療は、犬と同様に外科手術と化学療法が用いられます。

犬も猫も、乳腺腫瘍に飼い主様が気付くのは、腫瘍が大きくなってからのことが多いです😢。乳腺腫瘍は、大きければ大きいほど予後が悪く、転移の可能性が高まります。定期的な検診による早期発見と早期の避妊手術での予防が重要です💁🏻‍♂️🩺。(Y)20211030

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